大変だ大変だーーー!!
せっかく一生懸命覚えようと思って働いてたのにーー
絶対無くならないから安心して!
じゃあ今回はクロス屋さんが10年後に無くならない理由について話して行くね!
実は私も最初にこれを聞いた時はかなり驚きましたし焦りました!笑
最近では3Dプリンターで家が建ったりAIやロボット技術、自動運転など科学技術は目覚ましい進歩をとげています。
2045年問題とも言われていますが、
シンギャラリティー「技術的特異点」によりAIの能力が人類を超えるとも言われています。
そんな中オックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン准教授という方が各職種の労働関連データに基づいて人口知能により10年後に消えてしまう職業について自身の論文の中で言及しました。
なんとその中に塗装屋、壁紙職人が入っていたのです!!
それでは本当にクロス屋さんは10年後に無くなってしまうのでしょうか?
これからクロス屋さんの仕事をしようと考えている方、クロス屋さんの見習いとして独立を目指している方、既に独立していてクロス屋さんとして生計を立てる方!
今回の記事ではそんな方々に向けてクロス屋さんは10年後には絶対無くならないという事について話していこうと思います。
本記事の内容
- 10年後に無くなる職業について
- クロス屋さんが10年後に無くならない3つの理由
- 将来に備えてクロス屋さんが注目するべきポイント
それではオックスフォード大学の教授にビビらされすぎてこの件について変態的に調べあげた現役クロス職人であるこの私が自信を持って解説していこうと思います!笑
Contents
【クロス屋は10年後になくなる?】絶対に無くならない3つの理由!
それでは早速問題の資料を載せてみました。
上の画像の右の列の一番下に塗装工、壁紙張り職人と書いてあります。
他の職業を見ると電話のオペレーターであったりレジ係であったり既に自動化されつつある職業が名を連ねているので更に不安になりますね。
しかし私はある3つの理由により10年後には無くならないと確信しております。
その3つの理由はこちらです。
- そもそもこの論文が出されたのは2013年
- クロスに置き換わるものが未だに存在していない
- いくら機械化しても最終的に人の手が必要
と言うことでマイケル准教授が納得しないみたいなのでこれらの理由について深掘りしてお話していこうと思います!笑
【クロス屋さんが絶対無くならない理由】その①そもそもこの論文が出されたのは2013年
クロス屋さんが絶対無くならない理由その①はそもそもこの論文が出されたのが2013年と言うことです!
この記事を書いたのが2020年なので今から7年前の事です。
という事は2023年がマイケルさんがいう10年後と言うことですね。
はい!
絶対無くならないですね!笑
何を根拠にクロス屋さんが無くなると言ったのかは分かりませんが恐らくAIや3Dプリンター、ロボット技術が発展して無くなると言及したのだと思います。
クロス屋さんの作業が3Dプリンターやロボットに置き換えられるとするとかなり先の話だと思います。
3Dプリンターで家を作るという試みは確かに中国などで実現されたりしています。
しかし日本は地震大国が故に建築基準法の制限がかなり厳しいです。
そういった規制が緩和するのも3Dプリンター技術がかなり発展してきて世界的に広く代用されはじめた後の話だと思いますし恐らく今後2,30年ぐらいは日本で一般的に代用される事ないと思われます。
そして例え3Dプリンタが一般化されたとしてもしばらくの間、クロス屋さんは残り続けるでしょう。
なぜなら今建っている家やビルはまだまだ3Dプリンターが使われていないので
今建っている家やビルの耐久年数が過ぎて取り壊されるまではリフォームやリノベーションの貼替え工事など、何らかの需要があるからです。
ロボット技術で言えば
もしクロス屋さんがロボットに取って代わる時代が来るとすればそれはほとんど全ての仕事がロボットに取って代わると言うことです。
クロス屋さんなら分かると思いますが、クロスを貼ったりパテをしたりできるぐらい人間と同じ動きができるなら
アバターみたいに人間は基本家にいてアバターであるロボットが外を歩き回る時代になってもおかしくないと言うことですね。
そんな世界が来るならクロス屋さんに限らずどんな仕事をしていても仕事に困る時代になると言うことです。
クロス屋さんが無くなるとすればそれより遙かに前に自動運転やドローンによってドライバー業が無くなるでしょう。
そして事務や人事、管理業も近いうちにAIに取って変わられると思われます。
私の見解では最後まで残り続ける職種がコンサル業や人じゃなくてはできないカウンセラーなどの業務と建設業の職人だと思います。
建設業の中でも重機をメインで使ったりする業種は自動運転技術により人を必要としなくなるでしょう。
しかし、大工さんやクロス屋さんなどはほとんど全ての工程が人の手「職人技」による仕事内容なので建設業の仕事の中でも長く残り続ける職種だと私は考えています。
なので若い人達がそういった将来を見据えてサラリーマンやアルバイトでは無くクロス屋業界にどんどん来て貰えたらうれしいです。
現在進行系でクロス屋さんをしている人達はそのままクロス屋さんを続けていって全く問題ないでしょう。
クロス屋さん辞めたい方必見
【クロス屋さんが絶対無くならない理由】その②クロスに置き換わるものが未だに存在していない
クロス屋さんが無くならない理由その②は未だにクロスに置き換わるものが存在しないと言うことです。
先ほども紹介しましたが仮に3Dプリンターが一般的になったとして内装はどのような作業になるのでしょうか?
今の所3Dプリンターで作くれるのは建物の大枠だけです。
実際に3Dプリンターで作られた家をみるとやはり外装や内装、電気の配線関係は人の手で作られています。
そう考えると本当の意味でクロスに置き換わるものは今のところ存在していないのです。
仮にクロスに置き換わるものが今後出てきたとしてもそれは必ず人の手を必要とすると思われますし年月をかけて一般化していくと思われます。
そういった物が出てきたとしても内装屋さんとしてその製品の技術を学んでいって
クロス屋さんからまだ見ぬ新し業種である○○屋さんに内装業としてシフトチェンジしていけばいいだけの話です。
今後クロスに置き換わるものが出てきてクロス屋さんがなくなる日が来るとしても内装業そのものは残り続けるでしょう。
クロス屋さんで稼ぐ方法
【クロス屋さんが絶対無くならない理由】その③いくら機械化しても最終的に人の手が必要
クロス屋さんが無くならない理由その③はいくら機械化しても最終的に人の手が必要と言うことです。
これはホリエモンさんが以前言っていたことなのですが
「大工などの職人がロボットやAIに仕事を奪われる事は現状考えられずそうなったとしても遠い未来の話である」と言うことです。
さらに付け加えて
「ロボットに置き換えられる事は無いが、機械化が進むのは間違いないのでそういった新しい技術や機械を上手に使いこなす職人さんが今後生産性を高め、生き残っていく」
というを話していました。
私もまさにその通りだと思います。
クロス屋さんでいうと最近マキタから充電式ドライウォールサンダーという道具が日本に上陸しましたが
こういった道具が将来もっとたくさん出てきて
新しい道具を柔軟に使いこなしていく職人さんが生産性を高めていきそれによって市場の単価が下がる事により
生産性を高められない古い職人さんが淘汰されるという事は十分起こりえると考えられます。
ここまでの話をまとめるとクロス屋さんは無くならないが、時代についていけない古いクロス屋さんは淘汰されていくというのが正しい見解だと私は思っています。
仕事に対する好奇心を忘れずに新しい道具や製品などが出たら随時チェックする習慣をつけるようにしましょう!
このブログ「職人ブログ勇助っ人」では新しい道具や情報が出たら随時更新していくのでたまに覗きにに来ていただけると嬉しいです。
遂に日本上陸!マキタトライウォールサンダー
【クロス屋は10年後になくなる?】絶対に無くならない3つの理由!まとめ
いかがでしたでしょうか?
ここまで読んでいただけた方ならクロス屋さんは当分無くならないという事が分かっていただけたかと思います。
今回の内容を簡単にまとめるとこんな感じでした!
- そもそも論文を出したのが2013年で現在残り3年でクロス屋さんが無くなるとは思えない
- 3DプリンターやAI、ロボットなどの技術は発展するがクロス屋さんに代用するのは難しすぎる
- ホリエモンさんもいった通り機械化は進む可能性は高いので新しい道具を常にチェックし仕事の効率化を目指すべき
今の所クロス屋さんが無くなる可能性はかなり低いですが、常に仕事内容を効率化できるように考えていくべきです。
新しい道具や技術を使いこなし周りのクロス職人とどんどん差を付けていきましょう。
そうすることでより良い未来が待っているはずです!
それではまた!